臨書を楽しむ1:九成宮醴泉銘[唐・欧陽詢/楷書]

きゅうせいきゅうれいせんめい[とう・おうようじゅん]

臨書を楽しむ1:九成宮醴泉銘[唐・欧陽詢/楷書]
著者 高木聖雨
ジャンル 書道 全集・シリーズ > 全集・シリーズ
書道書籍 > 技法 > 漢字
ISBN 9784544150018
判型・ページ数 A4・80ページ
定価 2,750円
(本体2,500円+税10%)
在庫 品切れ・重版未定

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学書にとって最も重要で、基本的な古典を楽しく学べるように編んだテキスト。
第1巻は、唐・欧陽詢「九成宮醴泉銘」の半紙による臨書学習を基本とする。解説、作例、コラムなどを収録。

【基本解説】概説――高木聖雨

【原本図版】九成宮醴泉銘 端方旧蔵海内第一本

【特徴】  横画/縦画/はね/転折/はらい/点/主画/背勢/筆画の接点/偏旁

 ◉コラム さまざまな拓本

【半紙臨書作例】           〈ポイント〉
 〔臨書:高木聖雨〕九成宮醴泉銘   ◦欠字について
          秘書監檢校侍   ◦横画の角度
          中鉅鹿郡公臣   ◦縦画の変化
          魏徴奉勅撰    ◦縦画・横画の交差
          維貞觀六年孟   ◦底部の空間
          夏之月皇帝避   ◦中心の移動
          暑乎九成之宮   ◦ゆったりしたはね
          此則隨之仁壽   ◦右の空間
          宮也冠山抗殿   ◦偏と旁の間
          絶壑為池跨水   ◦細やかな筆画
 〔臨書:鬼頭翔雲〕架楹分巌竦闕   ◦偏と幅と高さ
          高閣周建長廊   ◦背勢
          四起棟宇葛臺   ◦不即不離
          榭参差仰視則   ◦突き出る横画
 〔臨書:内藤望山〕★★百尋下臨   ◦太細の違い
          則崢嶸千仞珠   ◦抑制したはね
          璧交暎金碧相   ◦余白の効果
          暉照灼雲霞蔽   ◦効果的な長い線
 〔臨書:泉原壽巖〕虧日月觀其移   ◦縦長な字形
          山廻㵎窮泰極   ◦多彩な右はらい
          侈以人從欲良   ◦偏旁のバランス
          足深尤至於炎   ◦点の変化

 ◉コラム 欧陽詢の人と書

【条幅臨書・倣書作例】
 〔臨書:高木聖雨〕臨九成宮醴泉銘
 〔倣書:鬼頭翔雲〕温庭筠詩 春暁
 〔倣書:内藤望山〕荊叔詩 題慈恩塔
 〔倣書:泉原壽巖〕李白詩 独坐敬亭山

 ◉コラム 先人の臨書

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