臨書を楽しむ3:雁塔聖教序[唐・褚遂良/楷書]

がんとうしょうぎょうじょ[とう・ちょすいりょう]

臨書を楽しむ3:雁塔聖教序[唐・褚遂良/楷書]
著者 海野濤山
ジャンル 書道 全集・シリーズ > 全集・シリーズ
書道書籍 > 技法 > 漢字
ISBN 9784544150032
判型・ページ数 A4・80ページ
定価 2,750円
(本体2,500円+税10%)
在庫 品切れ・重版未定

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学書にとって最も重要で、基本的な古典を楽しく学べるように編んだテキスト。
第3巻は、唐・褚遂良「雁塔聖教序」の半紙による臨書学習を基本とする。解説、作例、コラムなどを収録。

【基本解説】概説――海野濤山

【原本図版】雁塔聖教序 明拓本

【特徴】  横画/縦画/はらい/転折/点/抑制したハネ/誇張した画/行意

 ◉コラム 褚遂良の書

【半紙臨書作例】           〈ポイント〉
 〔臨書:海野濤山〕大唐太宗文皇   ◦横画の起筆
          帝製三蔵聖教   ◦中心の移動
          序蓋聞二儀有   ◦曲頭の縦画
          象顯覆載以含   ◦蘭葉の左はらい
          生四時無形潛   ◦二重線について
          寒暑以化物是   ◦大胆な入筆
          以窺天鑒地庸   ◦組み込まれた接点
          愚皆識其端明   ◦転折の変化
          陰洞陽賢哲罕   ◦分間のとり方
          窮其數然而天   ◦湾曲する筆画
 〔臨書:岡本苔泉〕地苞乎陰陽而   ◦揺らぎの効果
          易識者以其有   ◦左右の振り分け
          象也陰陽處乎   ◦回旋する筆意
          天地而難窮者   ◦底部の空間
 〔臨書:高田香坡〕以其無形也故   ◦横画の反り
          知象顯可徴雖   ◦三つに構成された文字
          愚不惑形潛莫   ◦背勢?向勢?
          覩在智猶迷況   ◦「辶」の書き方
 〔臨書:櫻井流翠〕乎佛道崇虚乗   ◦さまざまなハネ
          幽控寂弘濟萬   ◦隷意のある筆画
          品典御十方擧   ◦不即不離
          威靈而無上抑   ◦抑揚の変化

 ◉コラム 褚遂良の恵まれた書環境

【条幅臨書・倣書作例】
 〔臨書:海野濤山〕臨雁塔聖教序
 〔臨書:岡本苔泉〕臨雁塔聖教序
 〔倣書:櫻井流翠〕七言二句
 〔倣書:高田香坡〕韓愈詩 長安交遊者

 ◉コラム 褚遂良の人物像

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