臨書を楽しむ5:集字聖教序[東晋・王羲之/行書]

しゅうじしょうぎょうじょ[とうしん・おうぎし]

臨書を楽しむ5:集字聖教序[東晋・王羲之/行書]
著者 星 弘道
ジャンル 書道 全集・シリーズ > 全集・シリーズ
書道書籍 > 技法 > 漢字
ISBN 9784544150056
判型・ページ数 A4・80ページ
定価 2,750円
(本体2,500円+税10%)
在庫 品切れ・重版未定

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学書にとって最も重要で、基本的な古典を楽しく学べるように編んだテキスト。
第5巻は、王羲之の字を集める、一般に集字聖教序または集王聖教序の名で親しまれている大唐三蔵聖教序をとりあげる。

【基本解説】概説――星弘道

【原本図版】集字聖教序 宋拓本

【特徴】  起筆と終筆/転折/太細/抑揚/文字の傾き/疎密/虚画と実画

 ◉コラム 集字について

【半紙臨書作例】           〈ポイント〉
 〔臨書:星弘道〕 蓋聞二儀有像   ◦動きのある細い線
          顯覆載以含生   ◦線の抑揚
          四時無形潛寒   ◦偏と旁のバランス
          暑以化物是以   ◦立ち上がりの線
          窺天鑑地庸愚   ◦筆圧の変化
          皆識其端明陰   ◦峻厳な線質
          洞陽賢哲罕窮   ◦不自然な断筆
          其數然而天地   ◦伸びやかさを出すコツ
          苞乎陰陽而易   ◦広狭の対比
          識者以其有像   ◦同じ文字での変化
 〔臨書:有岡★崖〕也陰陽處乎天   ◦重量感のある終筆
   (★→しゅん)地而難窮者以   ◦一文字中の呼吸
          其無形也故知   ◦終筆のタメ
          像顯可徴雖愚   ◦三部分で構成される文字
 〔臨書:佐藤慶雲〕不惑形潛莫覩   ◦明るさを出す間
          在智猶迷況乎   ◦「⻍」の違い
          佛道崇虚乗幽   ◦アンバランスの妙
          控寂弘濟万品   ◦息の短い線
 〔臨書:吉澤石琥〕典御十方擧威   ◦点画の筆意
          靈而無上抑神   ◦横画の方向
          力而無下大之   ◦画数の少ない文字の調和
          則弥於宇宙細   ◦偏と旁の太細

 ◉コラム 集字聖教序の内容

【条幅臨書・倣書作例】
 〔臨書:星弘道〕 臨集字聖教序
 〔倣書:有岡★崖〕孟浩然詩 題義公禅房
 〔倣書:佐藤慶雲〕蘇軾句
 〔倣書:吉澤石琥〕論語

 ◉コラム 集字聖教序と他の集字碑

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