ホンダF1設計者の現場 スピードを追い求めた30年

ホンダF1設計者の現場 スピードを追い求めた30年
著者 田口英治
ジャンル 車関連 書籍 > モータースポーツ > F1
車関連 書籍 > モータースポーツ > ひと
車関連 書籍 > エッセイ/小説
出版年月日 2009/03/17
ISBN 9784544400359
判型・ページ数 4-6・216ページ
定価 1,760円
(本体1,600円+税10%)
在庫 在庫あり

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ホンダF1設計者が明かす!F1のエンジン設計の仕事とは、どんなものなのか?
ホンダで1960年代の第一期の末から、第二期のセナ/プロスト時代まで長くF1にかかわった設計者が、現場の目線で等身大の姿を綴る。





    はじめに  スポーツのための道具/極限のモータースポーツ、F1の道具を造る

第1章 セナと自然吸気GPエンジンの時代 1986ー1989年
     エンジン気筒数の悩み/始まったV10エンジン開発/大変更、ベルトからギヤに/
     シェイクダウン/V10エンジンの熟成/並行するV10エンジン開発とV12計画/
     V12のレイアウト検討会/89年鈴鹿、シケインでの接触/

第2章 めざすは設計者
     思い出のDKW/めざすは設計者/エンジニアへの第一歩

第3章 私のF1初仕事
     ホンダに入社/鈴鹿製作所時代/研究所への配置転換/ホンダ、F1に参戦/
     1960年代のF1、3ℓV12/入交昭一郎さんに聞く/私のF1初仕事/
     コスワースDFVとホンダV12エンジン/V12のクランクシャフト/
     第1世代F1の終局/ミッドシップ軽トラックの開発/
     大気汚染条約への反応、排ガス対策始まる/シビックCVCCに続くプロジェクト

第4章 ターボ時代のF1 1982ー1988年
     燃料噴射の研究/レースエンジンの開発解禁/F1計画始まる/
     F1エンジンの実走テストが始まる/復帰第1戦/ターボラグとピストントラブル/
     レギュレーションと知恵比べ/ウィリアムズとロータス/
     ジェラール・ドゥカルージュさんに聞く/アイルトン・セナとともに/
     ロータス・ホンダとアクティブ・サスペンション/ロータスに駐在する/
     ロータス・ホンダの初試走/4人のドライバーたち/ターボ時代の終りは美しい

第5章 最高のV12エンジン 1990ー1992年
     プロストがチームを去る/2年目のV10/V10よりV12/1991年、V12の参戦/
     トランペットを伸び縮みさせたらどうなるのか/プライベートジェットで届いた部品/
     最高の1992年V12

第6章 21世紀のF1
     レースの技術発展と社会/これからのF1技術/
     新レギュレーション、エネルギー回収システム/ホンダ、F1から撤退/若者たちへ

    あとがき

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