三本和彦、ニッポンの自動車を叱る

三本和彦、ニッポンの自動車を叱る
著者 三本和彦
ジャンル 車関連 書籍 > エッセイ/小説
出版年月日 2009/02/19
ISBN 9784544400328
判型・ページ数 4-6・128ページ
定価 1,320円
(本体1,200円+税10%)
在庫 在庫あり

この本に関するお問い合わせ・感想

クルマも社会も政治も一刀両断、
大辛口ジャーナリストの自動車業界救済処方箋!
60年代の黎明期にはペンとカメラ両面でCGを支え、80年代にはFROM OUTSIDEで長いあいだ健筆を振るった三本和彦さん。その歯に衣着せぬ鋭い指摘はTV番組「新車情報」でも多くのファンを生んだ。そんな三本さんが低迷する日本の自動車界に活を入れた。
べらんめえ調だが、正しい日本語で物事の核心を突く三本節は読んでスッキリ。世の中に見過ごしてきた不条理がいかに多いかを改めて考えさせてくれる。自動車産業への叱咤激励はもちろん、それを取り巻くあらゆるものに向けた指摘と提案を読めば、たれ込める暗雲の中に一条の光が見えてくるはずだ。





     まえがき

第1章●日本の自動車メーカーに物申す
    ~世の自動車メーカーは愛のムチを受けよ~
     三本流クルマ診断法
     なぜ乗り心地の悪いクルマが続出する?
     プリウスは本当にいいクルマか?
     トヨタiQはカー・オブ・ザ・イヤーに値するか?
     GT-­Rに文化はあるのか?
     最近のホンダはモノづくりの心を忘れている
     マツダはユーザー目線でクルマを作れ
     いいものを持っているだけに惜しい富士重工
     驚くべき自動車会社の調査の実態
     日本のデザイナーは奮起せよ
     トヨタ型支配とプジョー型支配
     サプライヤーにもっと光を
     丁寧なクルマ作りが需要を喚起する

第2章●クルマに巣くう困った輩ども
    ~クルマ社会をダメにした原因はコイツらにもある~
     JAFの存在意義を問う
     要らないじゃないか 高速道路の設備電話
     カー・オブ・ザ・イヤーはこうあるべきでしょう
     日本の免許は免許じゃない
     自動車ジャーナリストは広い視野を持て
     税金、警察……なんとかしようよニッポンの交通

第3章●クルマ文化とクルマ文明
    ~原点に立ち返ってこそ解決の糸口が見いだせる~
     文明と文化は異なるもの
     ウンチクは文化にならない
     F1グランプリにいまや文化はない
     文明は自動車の犯罪化を防げないか
     もみじマークは誰のためにある?
     クルマが駐められない非条理
     日本車に文化を感じますか?

第4章●これからのクルマ業界はこうあれ
    ~クルマの未来を広げる劇薬処方箋~
     ビッグスリー窮乏を前に思ったこと
     原点回帰 いいクルマを作るためには何が必要か?
     スズキ・スプラッシュはひとつのお手本だ
     環境対策車はどの方向に進むのか?
     当面はディーゼルに期待したい
     クルマに夢は抱けるか?
     三本和彦にとって理想のクルマとは?
     クルマは冷蔵庫のようであれ
     自動車よ、民生の妻となれ ――あとがきに代えて

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(本体1,200円+税10%)

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