愛されるクルマの条件 こうすれば日本車は勝てる

愛されるクルマの条件 こうすれば日本車は勝てる
著者 立花啓毅
ジャンル 車関連 書籍 > エッセイ/小説
出版年月日 2004/11/19
ISBN 9784544040951
判型・ページ数 4-6・224ページ
定価 1,320円
(本体1,200円+税10%)
在庫 在庫あり

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世界で愛されたユーノス・ロードスターを生んだ名開発者、立花啓毅渾身の書き下ろし!
著者が、モノ(クルマ)に対する限りない愛情とモノづくりにたずさわる中で培ってきた「良いモノは人を育て、良いモノは情緒を育む」というゆるぎない人生観に基づき綴った、日本の「モノ作り」を憂えるすべての人に贈る力作!
    はじめに

第1章 モノは人を育てる
    1ー1 家は人を育てる
    1ー2 効率とは何のためだろうか
    1ー3 心の贅沢を感じるモノ
    1ー4 いいモノは人の情緒をも育む
    1ー5 本など読むな! 手に油しろ!
    1ー6 クルマは人間の性能を超えてしまった

第2章 人を育てるいいクルマ
    2ー1 好きなクルマは「交流分析」で判る
    2ー2 「母親」の包容力/優しさのクルマ
        ● 独特な技術で人を優しく包むシトロエン
        ● 先進技術が光ったランチア
        ● クルマはMGに始まってMGに終わる
        ● 天下一品の子宮的快楽が味わえるジャガー
    2ー3 「父親」の強さ/象徴/威厳のクルマ
        ● 優しくなった威厳のメルセデス・ベンツ
        ● 180度方向を変えたキャディラック
    2ー4 「大人」の賢く合理的なクルマ
        ● 日本人の情緒を表現したクラウン
        ● 20世紀のトリを飾った大物プリウス
        ● 痛快な実用性のメルセデス・ベンツD310バン&ルノー・カングー
    2ー5 「お兄さん」の素直/順応のクルマ
        ● 心を解放するユーノス・ロードスター
        ● 気持ちが若返るルノー・メガーヌ
    2ー6 「赤ちゃん」の甘え/我儘なクルマ
        ● アメリカン・ヒーローにさせてくれる〝アメ車〟たち

第3章 いいクルマの三大法則
    3ー1 客に媚びず、作り手の意思が見えること
    3ー2 クルマには「子宮的快楽」、バイクには「野獣的快楽」があること
    3ー3 子宮的快楽には音楽的なリズムと、アパレル的な楽しさがある
    3ー4 シートが子宮的快楽を作る
    3ー5 理にかなった文法があること

第4章 モノ作りに物申す
    4ー1 モノを作る国として成長してきた日本
    4ー2 前途多難な日本丸
    4ー3 日本人はアンドロイド化しつつある
    4ー4 「とりあえず習慣病」の恐ろしさ
    4ー5 天然と養殖の違い
    4ー6 なぜ、日本のクルマ文化は希薄なのか
    4ー7 マットウなモノが作れない理由

第5章 媚びないモノ作り
    5ー1 アイデンティティ/自分らしさと日本らしさ
    5ー2 日本らしさとは
    5ー3 日本車らしさとは
    5ー4 モノは作り手の器に比例する
    5ー5 開発者はユーザーのマインドを超えよ
    5ー6 元気な日本を作ろう
    4ー7 作り手のプライドを見せよ

    あとがき

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