複製 良寛の書〈全11点〉
ふくせい りょうかんのしょ
目で追い指でたどる良寛の思い… 終焉の地である木村家伝来の墨蹟から、辞世の詩として名高い「草庵雪夜作」、さらに本邦初公開の「君看雙眼色」「般若心経」まで、いずれ劣らぬ秘蔵の名跡をそろえました。上人の遺徳を偲ぶよすがとして末長く御愛好ください。
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本歌巻は、行数およそ四百十行、六千字に及ぶ膨大な自筆歌集で、長歌二十一首、旋頭歌六首、短歌二十六首からなり、行の強調、行のう
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城中乞食了 得々携囊帰 帰来知何処 家在白雲陲 良寛書 城中食を乞い了り、得々として囊を携えて帰る。帰り来るは何れの処な
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敬上憐下 良寛書上を敬い、下を憐れむ。 良寛書。 目上の人を尊敬し、目下の人をかわいがるの意。『孟子』に「下を用い上を敬う」
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敬上憐下 良寛書上を敬い、下を憐れむ。 良寛書。目上の人を尊敬し、目下の人をかわいがるの意。『孟子』に「下を用い上を敬う」の
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白雪羔少々御恵 多ま者利多く候 以上 十一月四日 菓子屋三十郎殿 良寛白雪羔少々御恵たまはりたく候。以上。 十一月四日 菓子
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白雪羔少々御恵 多ま者利多く候 以上 十一月四日 菓子屋三十郎殿 良寛白雪羔少々御恵たまはりたく候。以上。 十一月四日 菓子
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君看雙眼色 不語似無憂君看よ双眼の色、語らざるは憂い無きに似たり。 〔大意〕 あなたは二つの目の色をごらんなさい。何も語らな
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始めはゆったりと大らかな線、中ほどで人の目を射る鋭い線、そして後半は行書から草書風へと軽快で飄々とした線に変わるなど、膨大な
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始めはゆったりと大らかな線、中ほどで人の目を射る鋭い線、そして後半は行書から草書風へと軽快で飄々とした線に変わるなど、膨大な
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草庵雪夜作回首七十有餘年 人間是非飽看破往來跡幽深夜雪 一炷線香古匆下 良寛首を回らせば七十有余年、人間の是非飽くまで看破す
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草庵雪夜作回首七十有餘年 人間是非飽看破往來跡幽深夜雪 一炷線香古匆下 良寛首を回らせば七十有余年、人間の是非飽くまで看破す